(評価:★★★★買うべし)85点
●百年前もの昔,海外に日本という国家を
紹介するために,
内村鑑三が、英文で西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、
中江藤樹、日蓮上人を紹介したものです。
たぶん私は、1年前,これらの人がどのような人なのか
じゅうぶんに説明できなかったと思います。
はずかしい限りです。
●この本の内容、つまり、日本の賢人の智恵に感嘆しながら、
百年たっても真理というものは,あまり進歩していない
のではないかと感じました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・天はあらゆる人を同一に愛する。
ゆえに我も自分を愛するように
人を愛さなくてはならない(西郷隆盛)
・東洋思想の一つの美点は、
経済と道徳を分けない考え方であります。
・キュウリを植えればキュウリとは別のものが
収穫できると思うな。
人は自分の植えたものを収穫するのである(二宮尊徳)
・昔の教師は、わずかな年月に全知識を
詰め込んではならないと考えていたのである。
・・・おもに教えられたのは、「道徳」、
それも実践道徳であった。
・まことに救済する秘訣は、彼らに与える金銭的援助を
ことごとく断ち切ることです。かような援助は、
貧欲と怠け癖を引き起こし、しばしば人々の間に
争いを起こすもとです。(二宮尊徳)
・大善は名声をもたらすが
小善は徳をもたらす。(中江藤樹)
・徳を持つことを望むなら、毎日善をしなければならない。
一善をすると一悪が去る。
日々善をなせば、日々悪は去る。(中江藤樹)

代表的日本人
印象深いのは「上杉鷹山」と「二宮尊徳」
「わが祈り、わが望み、わが力を惜しみなく注ぐ」唯一の国土、日本
繰り返し読みたい本
ネガティヴな事象へのアイロニカルな視点をいかにもつか
(評価:★★★★買うべし)85点




